TeamViewer でサポートを受けるときの手順

知り合いの方から PC のサポートを依頼されたとき、知り合いの PC へインストール不要である TeamViewer は非常に便利です。サポートする側は PC の扱いに慣れていることが多いため、利用手順について説明が不要ですが、サポートを依頼した側は PC の扱いに不慣れなこともあり、 TeamViewer と言えどもサポートを受けるための手順の説明が必要です。

今回はサポートを受ける側の手順を紹介します。サポート依頼があったときに、「このページを見て準備しておいて」とだけで済むよう、手順作成を心がけました。以下は Windows 向けに書いていますが、適宜適切な OS に変換して進めてください。

TeamViewer のダウンロード

ブラウザより次の URL にアクセスします。

https://www.teamviewer.com/ja/download/windows

Windows を選択し「Download (64-bit)」をクリックし TeamViewe をダウンロードします。近年の PC であれば 64-bit で問題ないですが、かなり古い PC の場合、 32-bit でなければ動かないこともあります。

TeamViewer の起動

ダウンロードが終わったら、ダウンロードフォルダにある「TeamViewerQS_x64.exe」を起動します。

ユーザーアカウント制御の画面が表示されるので「はい」をクリックします。

次の画面が表示されたら、 TeamViewer を起動したことをサポートしてくれる方に伝えてください。

TeamViewer でサポートを受ける

サポートしてくれる方がセッションを作成し 9桁の数値で構成される「セッションコード」を教えてくれるので、それを画面上の「セッションコード」に入力します。そして「接続」ボタンをクリックします。

すると次の画面が表示されます。

この状態でサポートしてくれる方がセッションを開始してくれるのを待ちます。セッションが開始されたら次の画面が表示されます。

「ユーザーを検証」ボタンをクリックすると次の画面が表示されます。

表示されている内容に問題なければ、「この人物を信頼しデバイスへの即時アクセスを許可します」チェックボックスにチェックを入れ「続行」ボタンをクリックします。

するとサポートする側が画面を操作することができるようになりますので、作業を見守りましょう。サポートを受けている間は次のように画面がオレンジの枠で囲われた表示になっています。

もしサポートを中断する場合は、画面上部の「セッションの終了」を押しましょう。

TeamViewer によるサポートが終わり、セッションが終了すると、次の画面が表示されます。

これで「閉じる」を押して TeamViewer を終了させましょう。

たまにセッションが上手く接続できないことがあります。その場合は、TeamViewer を一度終了して、再度「TeamViewer の起動」からやり直してください。それでも上手くいかないときは、サポートしてもらう方にセッションの再作成を依頼しましょう。